■1623年 The Winter's Tale『冬物語』ウィリアム・シェイクスピア
◆シチリア王の嫉妬のせいで周囲の人々が16年を無駄にする話
◆舞台はシチリア、ボヘミア
<主要登場人物>
●父王 リオンティーズ シチリア王
●母妃 ハーマイオニ
●王子 マミリアス
●王女 パーディタ
●夫 アンティゴナス シチリア王家の家来
●妻 ポーリーナ シチリア王家の侍女
●父王 ポリクシニーズ ボヘミア王
●王子 フロリゼル
<あらすじ>
シチリア王とボヘミア王は親友、ボヘミア王がシチリアに遊びにくる。
シチリア王はボヘミア王を歓待するが、
ボヘミア王と自分の王妃ハーマイオニが密通しているのではないかと疑い始める。
シチリア王はボヘミア王を毒殺しようとするが、
ボヘミア王はその前に逃れて帰国する。
王は王妃から王子マミリアスを取りあげた上、妊娠中の王妃を投獄する。
王妃は獄中で王女パーディタを出産するが、
王は家来のアンティゴナスに赤ん坊を捨てるように命じる。
赤ん坊を捨てた後アンティゴナスは熊に襲われて死亡する。
王妃の裁判が始まり、アポロの神託により王妃の潔白が証明される。
神託を信じようとしない王は神の怒りに触れ王子は死亡、王妃は自殺する。
さらにアポロから「王女パーディタの消息が分からない限り、王は跡継ぎに恵まれない」と宣言されてしまう。
王女パーディタの行方は捨てに行ったアンティゴナスが死んでいるのでわからない。
(王妃は自殺したということにして侍女ポーリーナが秘かにかくまっている)
16年後のボヘミア、捨てられたパーディタは羊飼いに拾われて羊飼いの娘として成長していた。
ボヘミア王の息子フロリゼル王子はパーディタと恋に落ちるが、
身分違いゆえに父ボヘミア王から別れるように命じられる。
フロリゼルはシチリア王に仲裁してもらおうとパーディタと共にシチリアへ駆け落ちする。
それを追ってボヘミア王もやってきて、シチリア王とボヘミア王が再会して和解、
さらにパーディタが王女と判明して親子も再会する。
侍女ポーリーナが秘かにかくまっていた王妃とシチリア王を対面させる。
王は王妃に詫び、パーディタ王女とフロリゼル王子の結婚も認められ、
夫婦愛・親子愛・友情が復活して大団円。
◆元ネタはロバート・グリーンの『パンドスト』
親友シチリア王を訪問するボヘミア王
ボヘミア王と妻の不倫を疑うシチリア王
シチリア王妃をかくまう侍女
捨てられるシチリア王女パーディタ
羊飼いの娘として成長したパーディタに恋するボヘミア王子
パーディタとボヘミア王子の恋に反対するボヘミア王
シチリア王女と証明されるパーディタ
生きていたシチリア王妃に謝罪するシチリア王
◆シチリア王の嫉妬のせいで周囲の人々が16年を無駄にする話
◆舞台はシチリア、ボヘミア
<主要登場人物>
●父王 リオンティーズ シチリア王
●母妃 ハーマイオニ
●王子 マミリアス
●王女 パーディタ
●夫 アンティゴナス シチリア王家の家来
●妻 ポーリーナ シチリア王家の侍女
●父王 ポリクシニーズ ボヘミア王
●王子 フロリゼル
<あらすじ>
シチリア王とボヘミア王は親友、ボヘミア王がシチリアに遊びにくる。
シチリア王はボヘミア王を歓待するが、
ボヘミア王と自分の王妃ハーマイオニが密通しているのではないかと疑い始める。
シチリア王はボヘミア王を毒殺しようとするが、
ボヘミア王はその前に逃れて帰国する。
王は王妃から王子マミリアスを取りあげた上、妊娠中の王妃を投獄する。
王妃は獄中で王女パーディタを出産するが、
王は家来のアンティゴナスに赤ん坊を捨てるように命じる。
赤ん坊を捨てた後アンティゴナスは熊に襲われて死亡する。
王妃の裁判が始まり、アポロの神託により王妃の潔白が証明される。
神託を信じようとしない王は神の怒りに触れ王子は死亡、王妃は自殺する。
さらにアポロから「王女パーディタの消息が分からない限り、王は跡継ぎに恵まれない」と宣言されてしまう。
王女パーディタの行方は捨てに行ったアンティゴナスが死んでいるのでわからない。
(王妃は自殺したということにして侍女ポーリーナが秘かにかくまっている)
16年後のボヘミア、捨てられたパーディタは羊飼いに拾われて羊飼いの娘として成長していた。
ボヘミア王の息子フロリゼル王子はパーディタと恋に落ちるが、
身分違いゆえに父ボヘミア王から別れるように命じられる。
フロリゼルはシチリア王に仲裁してもらおうとパーディタと共にシチリアへ駆け落ちする。
それを追ってボヘミア王もやってきて、シチリア王とボヘミア王が再会して和解、
さらにパーディタが王女と判明して親子も再会する。
侍女ポーリーナが秘かにかくまっていた王妃とシチリア王を対面させる。
王は王妃に詫び、パーディタ王女とフロリゼル王子の結婚も認められ、
夫婦愛・親子愛・友情が復活して大団円。
◆元ネタはロバート・グリーンの『パンドスト』